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恵比寿 寿老人 大黒天 毘沙門天 布袋尊 福禄寿 弁財天

相談者プロフィール

よし蔵さん
38歳・男性

●同居している家族

配偶者、小学生2人

●職業

上場企業役員
 会社の規模・~100億円

●加入している年金

厚生年金、企業年金

●加入している保険

医療保険、生命保険

●世帯年収

~850万円

●1ヶ月のお小遣い

本人:4万円
配偶者:1万円

●住宅

賃貸マンション
ローンなし

●資産状況

定期預金、郵便貯金

●証券口座

持っていない

●運用金額

~100万円
原資:預貯金の解約

●趣味

ジョギング
趣味への金額:3000円

●性格

几帳面、明るい

●読んでいる新聞

朝日新聞

●健康状態

病院に通っていない

●元本割れの許容

~10%
2008年12月26日更新
不況に強いのは、どんな運用をしたらいい??
機械メーカーなのですが、輸出が低迷しているのでラインが止まったり、不況の影がうちの会社にも忍び寄っています。
今までは定期預金しかやってこなかったのですが、子供の教育資金も考えてそろそろ資産運用を始めようかと思っています。
とはいっても、新聞によると投資信託は目減りしているといわれていますし、株価は低迷。
となると、なにをやったらいいのか見当もつきません。
不況に強いのは、金地金といわれていますし、やっぱり金の積立でもやったらいいのかと思ったり。
どうしたらいいのか、アドバイスをお願いします。

「不況に強い金地金」のセールストークに惑わされないこと!

毘沙門天


資産運用の考え方等がわかるよ
こんにちは。悪に立ち向かい財をもたらす毘沙門天じゃ。今回も、厳しくしかしながら愛情を込めてお答えしよう。
まず、「よし蔵」、投資のご経験がないようなので、一般の投資家が投資をする際に遵守した方が良い原則を以下に記す。

①まず、ご自身の運用ニーズを把握し、それに見合ったリスクの範囲内で投資をしましょう。
 ライフプラン、現在の金融資産額、運用期間、今後の資金計画、リスク許容度などを把握しましょう。

②リスクとリターンの関係を認識しましょう。
 高いリターンを望めば、高いリスクを取らなければなりません。

③資産配分(アセット・アロケーション)の重要性を意識しましょう。
 リターン(投資成果)の9割以上は資産配分次第で決まると実証されています。この場合の資産とは、同じような動きをすることによって分類された金融資産のことで、日本株式とか米国債券といった金融資産がそれにあたります。(個別の銘柄ではありません。)

④分散投資を心がけましょう。
 分散投資はリターンを安定させる(リスクを軽減する)方法です。性格や値動きの違う複数の資産に分散投資することで、リターンの安定化を図ります。資産の選び方、配分比率などによって、リスクの調整が可能です。

⑤長期投資を心がけましょう。
 長期投資により、リターンの安定化を図ります。

⑥相場は予想通りに動かないことも多いことを、予め認識しておきましょう。
 だからリスク軽減のため、長期分散投資が必要なのです。

⑦金融商品の投資コスト、リスクを十分に認識し、理解できない金融商品に投資するのはやめましょう。

「よし蔵」さん、この原則は投資をする上で、大変重要な原則じゃ。くれぐれも、忘れないようにお願いしたい!

そうじゃ!毘沙門天の言う通り。鬼みたいな怖い顔しているけど、結構優しいところあるじゃん。


それでは「不況に強いのはどんな運用?」というご質問にお答えしようと思う。
一般的には不況時には物価も上昇せず、ディスインフレあるいはデフレの状態に陥ることが多い。勿論、不況下の物価上昇(スタグフレーション)もありえないことではないが、現状を考えるとスタグフレーションを想定してお答えする必要はないと思う。
さて「不況に強いのはどんな運用?」というご質問だが、「今後も不況が予想される時にはどんな運用が良いの?」という風に理解してお答えすることにする。というのは、相場(マーケット)はあくまで現状ではなく将来を織り込んで動くもので、今は不況だが今後は景気は回復に向かう、という状況と、今は不況だが今後も不況が続く、という状況とでは運用の仕方が違うからだ。

「今後も不況が予想される時にはどんな運用が良いの?」というご質問に対する答はすこぶる簡単で、現在の「定期預金」「郵便貯金」のままにしておくのが一番じゃ。
今後も不況が予想される局面においては、恐らく投資対象も含めて物の価値は上がらない、つまり貨幣価値が下がらない状況が続くと思われるから、金融資産の絶対額を減らさないことが一番良い運用だと思う。 「不況に強いのは金地金」というのは決して理論的ではなく、どこかの商品先物業者のキャッチコピーではないかな?
ところが、「今は不況だが、今後は景気は回復に向かう」という局面であれば話は全く違う。そういう局面であれば、株式や商品など投資の検討対象になる物は沢山あるだろう。
「よし蔵」さんは投資のご経験はないようだから、この機会にまず投資の基本的な知識の習得に努められたらよろしいであろう。
現在世界的に株式は大幅に下落しているし、外国為替はほとんどの通貨に対して大幅に円高になっており、また商品市況も大幅に下落している局面であるから、将来景気の底打ち時に投資を開始することを前提に、投資の勉強を始めるには良い機会じゃとわしは思うぞ。ただし、「○○すれば儲かる!」「××で資産△倍!」といった射幸心を煽るような本は百害あって一利なしじゃから読む必要はないぞ。

この「資産の宝船」のバックナンバーを丹念に読むことでも十分に投資の基礎知識はマスターできる。そして、最初は比較的リスクの小さい投資対象への毎月積み立て投資でも始められたら良かろう。積み立て投資については、七福神の以前の回答を参考にしてほしい。ただし、先述の投資の原則は絶対に忘れたらダメじゃよ。

福禄寿のちょっと一言

こんにちは、福禄寿です。教育資金は債券や銀行預金などのあまりリスクの無いものへの投資をお勧めします。また、金融不安になると注目される金への投資は、歴史的に見るとリターンは意外と低いのです。シーゲル博士の調査結果によると、1802年に株式、債券、金にそれぞれ1ドル投資した場合、195年後の1997年には、株式は約747万ドル、債券は約1万744ドルに対し、金はわずか13ドルにしかならないのです。これらは、長期にわたる株式から出る配当や債券から出る利息の複利効果による差が大きいのですが、金は基本的に配当や利息が無く、需給による値上がりしか利益になりません。




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