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世界同時株安にも動じなかった分散投資
恵比寿 :それにしても年明け早々まいったね。個人的にも、短期的に「まいったな」の「まい」ぐらいでしたよ。
個別株式が値下がりしただけじゃなくて、投資信託も株価のダメージを受けてしまったので。でも「まいったな」まで行かない理由は、やっぱりアセット・アロケーションを組んでおいたせいですね。お客さんからも、サブプライムで相当駄目になってるんでしょう?という質問が来ます。現時点ではプラスですよと答えると、どうしてかと問われるわけですよ。ポートフォリオを組むときにユーロ債や豪ドル債に分散したので、現在は評価益が減っただけだから、実現損までいってないのでと説明しています。
寿老人 :そんな、他人ごとのように話しちゃ駄目ですよ。

▲毘沙門天(田中さん)
毘沙門天:長いことやっていると何年かに一回はそういう時がありますが、基本的には安い時は買い場と思っているんですけどね、私は。
でも、一般投資家からするとどこまで下がるのだろうという不安を感じるのは理解できますね。今日買って明日売るとか、あるいは今日買って一ヵ月後に売るなど短期で売買するのであれば別だけれども、長期的に見れば、間違いなくこのタイミングで買っておけば、それなりのリターンがとれる局面に来てるんだなと思いますけどね。
恵比寿 :そうはいっても、なかなか買えないわけよ。こういうときには。
毘沙門天:投資の仕方を分散投資で、時間分散、時差分散とかいうような発想にすればいいと思うのです。
今月買って、来月買って、再来月また買うといったように三回に分けて買うとか。それを実践すると後で、あのとき買っておいてよかったねっていうようになるんですよね。
基本的に投資家というのは、最安値で買って最高値で売りたがるんですね。
だけど不可能なので、安値圏で買って放っておくことをお勧めしています。
放っておくと結果的には、一番上昇局面をとれますね。
今の段階では、長期的なトレンドは変わってないはずなので、いいタイミングだと捉えて買っていくということで、よろしいんじゃないでしょうか(笑)。
下がってどうなるかという電話も、たまにはかかってきます。
でも、すぐに使うお金でなければ、長期的にはそれなりのリターンが出るはずですから、今の段階では慌てないで。「金持ち喧嘩せず」ということで、お話をさせていただいております。

▲大黒天(広砂さん)
恵比寿 :大黒さんなんかはどうなの。
大黒天 :20年近くこういうことをやっていると、たまには底が抜けたなみたいな相場っていうのは経験があります。必ず来るというのは、頭の片隅には入れているつもりなので、恵比寿さんがおっしゃったように、アロケーションというのは非常に効果があると実感できますね。
今は、リバランスしたりするチャンスです。資産の宝船の相談の回答に書いたんですけど、長期の債券、米ドル建てものはかなり値上がりしているので、そういうのを売ってリバランスします。
債券の長期ものの金利が驚くほど低いので、売るのにもちょうど好都合かなと思ってるわけです。
おつきあいの長いお客さんは、ほとんど動揺しないでむしろ何か買おうという相談がきます。おつきあいの短い方には動揺してらっしゃる方がいらっしゃるので、例えばバランスが偏っていて、下がっていれば辛抱しましょうってアドバイスしています。そういう方は、逆に高くなった時に強気になられても困るので、そうならないようにお話しています。
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