福禄寿
資産運用の考え方等がわかるよ
もともとは相場下落のリスクを回避するために空売りなどを行うこと(ヘッジ)を目的としたため、ヘッジファンドと呼ばれていました。
現在は、欧米を中心に、限られた投資家(機関投資家や富裕層など)から資金を集めて、株式、債券、為替、商品、不動産とそれらから派生するデリバティブなどを活用してさまざまな手法で運用するファンドを指すことが多く、オルタナティブ(代替)投資の一種と言われます。
ヘッジファンドの特色は、下げ相場やマーケットが波乱している時も収益を上げることを目的としていることが多く、その動きは他の資産の動きと相関性が低いことが挙げられます。有名なヘッジファンドには、1998年に破綻したLTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネージメント)やジョージ・ソロスのクォンタムファンドなどがあります。
ヘッジファンドの投資手法としてよく使われるものとして以下があげられます。
●ロング・ショート
ロングは買いポジションを、ショートは売りポジションを意味し、基本的にはそれぞれのポジションを同時にとり、運用者が割高と判断するものを売り、割安と判断するものを買うことで収益を狙う手法。
●裁定取引(アービトラージ)
同一銘柄の市場間の価格差や現物と先物の価格差など僅かな価格のズレを利用して、割安なものを買い、割高なものを売るような「さや取り」で収益を狙う手法。
●イベント・ドリブン
企業の買収や合併などのイベント(出来事)が発生した時に、将来収斂するであろう株価を予想して市場の株式を売買して収益を狙う手法。
●マーケット・ニュートラル(市場中立型)
マーケットの変動に影響されないで収益を狙った手法で、裁定取引はその代表的な例です。
●グローバル・マクロ
多種多様なマーケットでさまざまな資産をさまざまな方法で運用することで収益を狙った手法。
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